2014年09月27日
膵液の威力。

23日(火)放送の「林修の今でしょ!講座」で、「名物講師・新見正則が教えるスゴイ消化器ランキング」と銘打って「人間の消化器ってこんなにスゴい講座」というのをやっていました。
他人事ではありません。録画しておいてゆっくり観たかったです。とりあえずメモを取っていたのでは間に合わないので、スマホで画面を撮っておきました。

今まで、唾液で炭水化物を消化(アミラーゼがデンプンを糖に分解)し、胃液(ペプシン)でタンパク質を消化することが消化のメインで、よく咀嚼するよう心掛けていれば消化は大丈夫だとばかり思っていました。勿論咀嚼も大事なんですけどね。
でもそれはいわゆる「中学生の頃に習う理科の知識(テストに出題されるポイント)」であるというだけのことだったのです。昔学習塾で理科担当だったから、中途半端な知識がアダになっていたんですね。そういえば、膵液は全てを消化するってなっていたかもしれない、うろ覚えだったかな。
実際には消化の90%はすい臓から出るすい液が行なっており、だから胃ガンで胃を全摘出したところで消化にはほとんど影響ないそうです。何だかショック!!
膵液(すいえき)のはたらきとは?
十二指腸の中に出てくる膵液(すいえき)と胆汁(たんじゅう)のはたらきは何でしょう。
十二指腸までは消化の準備段階、いよいよ十二指腸で本格的な消化がおこなわれます。
ということは、膵液と胆汁には食べ物を小さな分子の形にするはたらきがあるということです。
まず膵液には、炭水化物(アミラーゼ)、たんぱく質(トリプシン、キモトリプシン)脂肪(リパーゼ)という、3大栄養素を分解する酵素が含まれています。
それまで紹介した消化液、唾液は炭水化物、胃液はたんぱく質を消化する酵素がありましたが、脂肪を消化するリパーゼは膵液だけに入っている酵素なので膵液は最強ですね^^
すい液は全ての消化に大きく関わるため、言わずもがなのことであるということなんですね。さらには、胆のうも取ってしまっているから胆汁も出ない・・・これでは消化が厳しいわけです。

最近「顆粒は喉を通りにくくて、吐いてしまいそう」と言ってすい液の補助となるリパクレオンを処方して貰うのをやめてしまっていましたが、それから1ヶ月後ぐらい(同窓会の時期)から筋力低下を懸念するようになっていた気がします。やはり栄養失調の原因はそこかなぁ。
今後身体を元に戻していく為には、辛抱して飲むしかなさそうです。
医師から来週あたりに外泊を予定している(出来るくらいにまで回復するといいね)と言われました。
それまでの治療とリハビリの順序としては
利尿剤の投与を減らしてきているので、しっかり立ち上がることが出来るようであれば尿管カテーテルを外す。最初は看護師さん立ち会いの元ベッドの脇でしびんに排尿。ふらつかずに自力で立っていられるようになったら終了後に呼ぶ(後処理だけ任せる)形にする。
入浴は、初めは車椅子に座った姿勢のままでシャワーで身体を洗い流して貰う。立ち上がることが容易になれば補助椅子に移動して行う。浴槽を跨いで出ることが出来るまでの脚の筋力がつけば湯舟にお湯を張っての入浴が理想。
という感じです。もう3度目のことなので要領も得ており、後は身体が思い通りに動くかどうかにかかっています。
体重がマックスまで落ちたところで、贅肉が付かないうちに腹筋と腕力を鍛えておくチャンスです。
朝食は、ミネストローネ風、ほうれん草バターソテー、味噌汁、牛乳、パイン。

昼食は、日替わり弁当(ブリ照り焼き)、フルーツサラダ。


昼食は、日替わり弁当(ブリ照り焼き)、フルーツサラダ。
