本当にあった怖い話！包丁編。

季節外れですが・・・。

本当にあった怖い話！我が子が超危険児に変わるとき-WooRis-
約半年前、筆者の自宅で非常に恐ろしい出来事がありました。夕食の支度を終え、ちょっと洗面所に行って台所に戻ろうとしたら、台所に収納してあったはずの“包丁”を素手で持っている人が。ニコニコしながらこちらに向かってくる危険な不審者（悲鳴）！
……ではなく、2歳の我が娘だったのです（それも悲鳴）！そう、台所の包丁の収納扉を勝手に開け、包丁を取り出していたのです。しかも、なぜか手に持っているのは、刃の方（しかも切れる側）！
思わず「危ない！」と叫びましたが、娘は何がなにやらさっぱりわかりませんし、むしろ楽しそうな気分になったのか、ニコニコ度アップ。どんどんこちらに近づいてきます。無理やり取り上げたら娘がケガをするし、かといって足元に落としても大変です。まだ足取りもしっかりしていないので、そのまま転んだら大ケガになります。
不審者を取り押さえる警官の気分で、ゆっくりゆっくりと近づき、娘も私もケガをしないように、「ごめんね～ちょっと貸してね～」と穏やかに言い、顔を見合わせているスキに包丁をさりげなく取り上げ、奇跡的にケガをせずにすみました。
ほっ……九死に一生スペシャル級の出来事でした。

■小さな子どもが包丁を取り出すケースは結構ある
『子ども安全メールfrom消費者庁』では、まさに同じような、30代の女性からの体験談を紹介しています。
＜「娘が歩き始めたばかりの頃のこと。ふと見たら、娘が包丁を持ってニコニコ歩いていたのです。そぉーっと近づき、ゆっくり手を握って取り上げました。幼い娘にはまだ開けられないと思い、レンジ台の扉にストッパーを付けていませんでした。」＞
というケースのほかにも、筆者の友人宅でも同じような経験があったという話を聞きますし、小さな子どもの無邪気な“包丁持ち出し事件”は意外と起きているようなのです。

■包丁は手に届かない場所に置くか、チャイルドロックをつける
きっと、小さな子どもが、お母さんが台所で料理をしているのを見て、「何をしているんだろう」「マネしてみたいな」「触ったらどうなるんだろう」くらいの軽い気持ちで、包丁を手に取ってしまったのでしょう。小さな子どもであればあるほど、それが危ないという認識はありませんし、むしろワクワク気分でいっぱいで す。
筆者も、「まだ娘は小さいから、包丁には興味なんてないだろう」という油断がありました。子どもはあっという間に成長するもので、昨日まで興味がなかったことに、今日突然興味を示すことがあります。身の回りのものには十分注意しないと、と深く反省しました。
小さなお子さんがいるご家庭は、台所の入口に柵をつけているケースもあるかもしれませんが、柵をつけていない場合は、包丁を簡単に取り出せないように、扉にチャイルドロックをつけたり、手の届かない場所に移動させておくようにしましょう。

いかがでしたでしょうか？　いきなり、自戒を込めた筆者の体験談で恐縮ですが、“実際にあった怖い話”として参考にしていただき、ぜひご家庭で十分お気をつけてくださいね。

小さいお子さんがいるご家庭ではご注意！

おまけ。

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