2014年10月05日
「美味しんぼ」。
本日のお気に入りの一冊はこちら。「美味しんぼ」です。

この作品の連載が始まったのとビッグコミックスピリッツを買って読み始めたのが同時期でかなり長い間読んでいました。スピリッツを買わなくなってからもしばらくはコンビニなどで幾つかの作品だけは流し読みしていましたが、次第に興味も薄れてしまいました(その理由はこの後半で)。なので、ネット上の風評を鵜呑みにしているところもあるかもしれません。
連載開始時からのコンセプトは面白かったのですが、途中、作画担当の花咲アキラが「自分の作品が美味しんぼだけという印象を持たれるのが嫌だ」と連載終了を希望したのか、山岡士郎と海原雄山をとりあえず和解させる形でいったん区切りをつけたようです。
しかし時すでに遅し、次の作品の登場人物はすでに美味しんぼのキャラにしか感じられません。


いつの間にか作風がガラッと変わってしまって登場人物は皆ふっくらとした顔。作画担当が変わったのかと思う程です。
初期の山岡士郎と栗田ゆう子。


こちら、後期の二人。士郎は幸せ太り?ゆう子の首のサイズも変わり過ぎ。(笑)


最後は海原雄山との確執も完全に消え真の和解がなされたようで、ニュースにもなりましたね。
その後、肝心の料理対決は世代交代とやらで他人(後継者)任せ。
テーマは原発事故関連ばかりになり、それこそ「美味しんぼ」から離れて取り上げたら良かったのにと思います。
ちょっと愚痴が長くなりましたが、グルメ漫画としては最高傑作だったと思います。その中で特に思い入れのある回をいくつか取り上げます。
第1巻・・・第1話「豆腐と水」、第2話「味で勝負!!」、第4話「平凡の非凡」、第6話「油の音」、第7話「ダシの秘密」。
ぐうたらな主人公・山岡士郎がなぜか食や料理に関してはそこらのプロ職人より詳しかったり腕が良いという話とその理由が次第に明かされていきます。後々の伏線でもあります。
第2巻以降は「何かしら欠点のある料理」や「料理が発端となるトラブル」を山岡が解決していく、或いは父・海原雄山との対決に繋がる、という図式が多くなります。
記憶に残っているのが第9巻・第4話「黒い刺身」。
中国残留孤児の肉親探しに協力することになるのですが、記憶にあるのは幼少時に食べた黒い刺身だけ。

その正体が判明して味をきっかけに自分の過去の記憶もよみがえり、生き別れた姉と対面という結末に感動しました。今でもたまにこの回だけ読み返したりします。

他には・・・
11巻・第5話「トンカツ慕情」。貧乏学生の頃にトンカツを食べさせてくれた夫妻。アメリカで成功して帰国し行方を探し当てると、騙されて店を失い今は老人ホームに入っていた。その恩人に新しい店をプレゼントする。

他も読み返してみないと、お気に入りの話はすぐには出てこないなあ。それだけ長く連載しているということですね。



この作品の連載が始まったのとビッグコミックスピリッツを買って読み始めたのが同時期でかなり長い間読んでいました。スピリッツを買わなくなってからもしばらくはコンビニなどで幾つかの作品だけは流し読みしていましたが、次第に興味も薄れてしまいました(その理由はこの後半で)。なので、ネット上の風評を鵜呑みにしているところもあるかもしれません。
連載開始時からのコンセプトは面白かったのですが、途中、作画担当の花咲アキラが「自分の作品が美味しんぼだけという印象を持たれるのが嫌だ」と連載終了を希望したのか、山岡士郎と海原雄山をとりあえず和解させる形でいったん区切りをつけたようです。
しかし時すでに遅し、次の作品の登場人物はすでに美味しんぼのキャラにしか感じられません。



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いつの間にか作風がガラッと変わってしまって登場人物は皆ふっくらとした顔。作画担当が変わったのかと思う程です。
初期の山岡士郎と栗田ゆう子。




こちら、後期の二人。士郎は幸せ太り?ゆう子の首のサイズも変わり過ぎ。(笑)




最後は海原雄山との確執も完全に消え真の和解がなされたようで、ニュースにもなりましたね。
美味しんぼ:山岡と雄山が「真の和解」連載31年で
MAN TAN WEB 毎日新聞 デジタル
雁屋哲さん原作、花咲アキラさん作画の人気マンガ「美味しんぼ」で、主人公の山岡士郎が、ライバルで父の海原雄山と「真の和解」を果たしたことが、21日発売のマンガ誌「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)21号で明らかになった。連載31年でついに訪れた名シーンに注目が集まりそうだ。
「美味しんぼ」は1983年から「ビッグコミックスピリッツ」で連載中の人気グルメマンガ。東西新聞文化部記者の山岡と栗田(現・山岡)ゆう子が取り組む「究極のメニュー」と、「美食倶楽部」主宰の雄山の監修でスタートしたライバル紙・帝都新聞の「至高のメニュー」の料理対決を軸に、食をめぐるストーリーが展開される。
山岡は子供時代から父・雄山の元で修業を積んでいたが、家を飛び出したという設定で、これまでは憎み合う場面が描かれた。だが物語が進むと、山岡は雄山と母の強い絆を知るなどして態度が軟化。2008年の同誌では、雄山から士郎へワインが送られる“和解”のシーンが描かれていた。
今回は二人が思い出の場所で直接会い、山岡が雄山へ決定的な言葉をかける場面も描かれている。また最後のページにも「ついに父と子の間に訪れた本当の和解」の文が添えられている。
その後、肝心の料理対決は世代交代とやらで他人(後継者)任せ。
テーマは原発事故関連ばかりになり、それこそ「美味しんぼ」から離れて取り上げたら良かったのにと思います。
ちょっと愚痴が長くなりましたが、グルメ漫画としては最高傑作だったと思います。その中で特に思い入れのある回をいくつか取り上げます。
第1巻・・・第1話「豆腐と水」、第2話「味で勝負!!」、第4話「平凡の非凡」、第6話「油の音」、第7話「ダシの秘密」。
ぐうたらな主人公・山岡士郎がなぜか食や料理に関してはそこらのプロ職人より詳しかったり腕が良いという話とその理由が次第に明かされていきます。後々の伏線でもあります。
第2巻以降は「何かしら欠点のある料理」や「料理が発端となるトラブル」を山岡が解決していく、或いは父・海原雄山との対決に繋がる、という図式が多くなります。
記憶に残っているのが第9巻・第4話「黒い刺身」。
中国残留孤児の肉親探しに協力することになるのですが、記憶にあるのは幼少時に食べた黒い刺身だけ。


その正体が判明して味をきっかけに自分の過去の記憶もよみがえり、生き別れた姉と対面という結末に感動しました。今でもたまにこの回だけ読み返したりします。

他には・・・
11巻・第5話「トンカツ慕情」。貧乏学生の頃にトンカツを食べさせてくれた夫妻。アメリカで成功して帰国し行方を探し当てると、騙されて店を失い今は老人ホームに入っていた。その恩人に新しい店をプレゼントする。

他も読み返してみないと、お気に入りの話はすぐには出てこないなあ。それだけ長く連載しているということですね。
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朝食は、高野豆腐と人参煮物、しらすおろし、味噌汁、牛乳。

台風接近中。気圧の変化で体調も不安定です。リハビリは無理のない範囲で進めます。

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