せめて一年の猶予を下さい。

2011年の秋、Facebookやイーラブログ村への参加を始めた頃からだったと思います。すい臓がんでの療養中に体力が奇跡的に回復し始め、2012年にはボウリングも完全復活し、ブロガー訪問やイベントに精を出すことが出来た充実した一年でした。
それが2013年の2月から体調不良が続き3月末に緊急入院、診断結果は急性骨髄性白血病とのことでした。
幸いにして幹細胞移植が出来て命は助かったものの、まだ拒絶反応との闘いは残り、かれこれ二年近く苦しい思いをしていることになります。
私は常々、気持ちが前向きな時には「神様は乗り越えられない試練は与えない」という聖書の文を引用してきました。しかしながら、本音は「試練はまだ続くのか。いい加減解放して欲しい」と考えるばかりです。あまりに具合が悪い時には、このまま明日の新聞に「加療中でしたが、◯日△時□分永眠致しました」と記事が出るのではないかとも考えるようになりました。

今年は未年（羊年）。羊と言えば英語のSHEEPからSLEEPに転じて眠りを揶揄します。（眠れない時に「羊が一匹、羊が二匹・・・と数えるのは、英語圏でこそ意味あり。）いっそのこともう永眠したいです。



あの楽しかった日々、精力的に活動出来た生活をせめて1年でいいから再び迎えることが叶うのか。叶わないなら、もう楽にして欲しい。
診療内科のカウンセリングでそのことが口をついて出た時はついに嗚咽号泣しました。
今は「冬来たりなば、春遠からじ」と信じるしかありません。
というわけで、今年一年を象徴する漢字が、安眠、安堵、安楽、安心、安らぎの「安」になることを祈っています。