2013年10月28日 08:53
「スイーツがんも」商品化 富士・清水屋食品
-アットエス-
富士市大淵の豆腐店、清水屋食品(中野透社長)は、主力のがんもどきの販促を強化している。地元に伝わる味付けがんもを「スイーツがんも」として新たに商品化し、県外客が多数訪れる高速道サービスエリア(SA)などの店頭に既に並べた。JR駅売店での取り扱いに向けて、調整中だ。
スイーツがんもは、地元豆腐店の活性化を目指して生産した、パンにがんもを挟んだ「がんもいっち」を土産物として改良した。1個130グラムから100グラムに軽くして、大きさも小ぶりにするなど、手軽に食べられるように工夫した。1個ずつ包装し、5個入りの贈答箱も新たに作った。
昨年から売り出したがんもいっちは、地元スーパーを中心に販売し、自宅用に需要は伸びていた。今年は富士山の世界遺産登録もあり、新たな販路開拓に向け、リニューアルした。1個210円(税込)。
中野社長は「新たな富士地域の土産物に成長させたい」と話す。
土産物として新たに商品化したスイーツがんも